タイプ | |
有料/無料 | 有料 |
ライセンス | その他 |
執筆時のバージョン | 1.04 |
ユーザ登録の要否 | 必要 |
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Joomla!サイトで独自オークションを運営できるコンポーネント。
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いうまでもないがYahoo!オークションほどの機能はない。
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価格を非公開にしてオークションを開催する事も可能。この場合ユーザは支払ってもいい金額を一度だけ入札し、その中から出品者が落札者を選択することができる。公共事業の入札のような感じ。
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購入時点から次のマイナーバージョンアップまでは無償でバージョンアップ可能。例えば購入したのが1.4.0だった場合、1.4.1や 1.4.5などにはバージョンアップできる。ファイルはメールで送られてくる。1.5や2.0などへのメジャーバージョンアップは有償となる。
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ちょっと高い。
ダウンロードとインストール
ホームページでユーザ登録後購入する。購入後すぐにダウンロードできるわけではなく、販売元での承認が必要。しばらくするとダウンロードできる URLが記載されたメール(Donwload - Infoという件名)が送られてくるので、そこからダウンロードする。メール内には「各ファイルは1回しかダウンロードできない」とか「最初のダウンロードから5日間しかダウンロードできない」旨の文言が並んでいるので注意してダウンロードする。
ファイルをダウンロード後、バックエンドからコンポーネントをインストール。同時にいくつかのモジュールもインストールされる。
日本語化
当サイトで日本語ランゲージファイルを作成したので必要に応じてダウンロードする。解凍後、default.phpを次のディレクトリへアップロードする。
以降は日本語化した状態での解説。
カテゴリの追加
商品を登録するカテゴリを追加するには「コンポーネント」→「Auctions」→「Manage Categories」の順に選択しカテゴリ一覧を表示する。 画面右上の「新規」ボタンからも作成できるが「すばやく追加」を使うとまとめて作成できるので簡単。1行あたりに1つずつ各カテゴリを入力していく。サブカテゴリの場合は、次の図のような感じでスペースでインデントして入力する。
2階層以上のカテゴリは作れないよう。またカテゴリ名は全角で10文字以内に制限される。これ以上入力するとバッサリ切られる。
出品の流れ
AuctionFactoryインストール時に自動的に作成されたメニューの中から「My Auctions」を選択する。表示された画面内の「新規」ボタンを押すとオークション作成画面が表示される。設定内容ごとにタブで分かれているので、それぞれ設定していく。
「オークション入札詳細」タブではオークションのタイトルやカテゴリ、説明文などが入力できる。
「写真&画像」タブではオークションに掲載する写真をアップロードする。「参照」ボタンを押してメインの写真、追加の写真を選択していく。アップロードできる写真の枚数は管理者が設定可能。
「その他の設定」タブでは開始日や終了日、開始価格、希望落札価格、支払い方法などが設定できる。なお通貨や支払い方法の種類はバックエンドで設定が可能。
今回検証に使用したバージョン1.0.4ではオークションの終了時間が設定できなかった。
この中でも特殊なのがオークションタイプ。「プライベートオークション」を選択すると、誰がいくらで入札したのか出品者だけが確認できる。入札者は「これだけ出せる」という金額で入札し、あとはただ待つのみ。そして入札者の中から出品者が落札者を自由に選択することができる。
保存すると次のような感じで表示されます。写真隣の矢印をクリックすると次の写真へスライドします。
オークション一覧はこんな感じで表示される。
今回使用したバージョンでは出品者の名前をクリックすると出品者の氏名・住所が表示されてしまう問題があった。バックエンドで設定できるのかと思い探したが見つからなかった。海外(ロシア)では特に問題と認識していないのかもしれない。最新バージョンで改善されているかも。
入札する
入札するには画面下のタブから行う。Yahoo!オークションのような自動入札にするかは任意に選択することができる。取引条件にチェックを入れないと入札できない。取引条件の文章はバックエンドから設定できる。
入札すると「入札リスト」には次のように表示される。自動入札を選択した場合は設定した入札額も表示される。
管理画面
バックエンドの「Auctions List」では開催中、終了したものを含め一覧表示が可能。オークションのタイトルをクリックすると詳細が表示され、そこから出品者へメッセージを送ったり、違反のあったオークションなどを強制的に終了させることもできる。
「General Settings」ではオークションの基本設定を行う。「写真&画像」では写真のサイズや掲載可能な写真数など、「その他の設定」では、オークションの基本設定が可能。CommunityBuilderのプロファイルを使用するにはここで設定を行う。「通貨」「支払いの種類」「取引条件」は任意の値を設定する事が可能。
「Mail Settings」では、オークション開催中に出品者や入札者へ送信するメールのテンプレートを作成することができる。以下はテンプレートの種類一覧。
メールの件名や本文は変数を使用して作成することが出来る。以下の図は出品時に出品者へ送られる確認メールの例。この中に記載された%で括られた値が、オークションのタイトルや名前などに置き換えられ送信される。
「Users」では各ユーザのメールアドレス、入札件数、出品件数などが確認できる。「入札ブロック」をクリックすることで、そのユーザの入札を禁止することが可能。
「Reported Auctions」ではユーザから報告されたオークションを一覧できる。ここからオークションを確認したり、出品者へメッセージを送ったりできる。
「Statistics」ではオークション出品数、ユーザ数などの全体に関する統計情報や、ユーザ毎の出品数、入札数、登録日、最終ログイン日などが確認できる。