Joomla!1.5を最新版へアップデートする方法を紹介します。
サイトのバックアップ
アップデート後に何らかの問題が発生した場合に備え、サイト全体をバックアップする事をおすすめします。バックアップする方法としては、Joomlapackなどのエクステンションを使用しても良いし、ファイルをFTPでダウンロード、データベースをphpMyAdmin等でそれぞれ手動バックアップしてもOKです。
現在バージョンの確認
現在のバージョンからの差分パッチをダウンロードする必要があるため、あらかじめ現在のJoomla!バージョンを確認しておきます。Joomla!のバックエンドへログインすると、画面右上に現在のバージョンが表示されます。
アップデートパッチのダウンロード
JoomlaCodeへアクセスし、現在バージョンに対応した最新バージョンのパッチパッケージを探します。パッケージのファイル名は「Joomla_1.5.X_to_1.5.Y-Stable-Patch_Package.zip」の様な形式になっており、Xがアップデート前のバージョン、Yがアップデート後のバージョンを表しています。
例えば、現在使用しているバージョンが「1.5.6」であり、最新バージョンが「1.5.11」の場合、ファイル名は「Joomla_1.5.6_to_1.5.11-Stable-Patch_Package.zip」となります。
なお同じファイル名で圧縮形式が3種類(zip、tar.gz、tar.gz2)存在しますが、中身は全て同じであるため、自分の解凍ソフトにあったものをダウンロードして下さい。よくわからなければzip形式をダウンロードすると良いでしょう。
FTPによる上書き転送
ダウンロードしたファイルを自分のPCの適当な場所へ解凍しておきます。FTPクライアントソフト(FFFTP,Filezillaなど)を起動し、サイトへ接続してこれらのファイルを上書きアップロードします。この際、同じディレクトリ構造になるようにアップロードして下さい。
グローバルコンフィグレーションの保存と動作確認
Joomla!のアップデート内容によっては、設定ファイル(configuration.php)の内容が変更されていることがあります。このためJoomla!のバックエンドへログインし、基本設定(またはグローバルコンフィグレーション)を開き、そのまま保存する事をおすすめします。
その後、Joomla!の動作確認、インストールされているエクステンションの動作確認などを行ってください。