モジュールには、動作や表示方法を変更する設定項目があります。
今回は、サイト側からログインする時に使用する「ログインフォームモジュール」の設定を変更してみましょう。
「エクステンション」→「モジュール管理」でモジュール一覧を表示し、「ログインフォーム」のタイトル部分をクリックします。
モジュール編集画面が表示されます。
まずモジュールのタイトルを「ログインフォーム」から「ログイン」に変更してみましょう。
画面上部にある「タイトル」の欄を修正し「保存」を押します。
サイト側に切り替えて再読み込みすると、ログインフォームのタイトルが「ログイン」に変わっているはずです。
最初に表示される「モジュール」タブでは、設定項目が右と左で分かれています。左側はログインモジュール固有の設定、右側はどのモジュールでも共通の設定です。
項目 | 説明 |
タイトル | モジュールのタイトルです。日本語でもOKです。フロントエンドのモジュールタイトルとして表示されます。 |
タイトルの表示 | 上記のタイトルを表示するかしないかの設定です。 |
表示位置 | テンプレートのどの位置に表示するか設定します。モジュールポジションとも言います。 |
状態 | モジュールの状態です。公開/非公開/ゴミ箱の3つの状態があります。 |
アクセス権 | 誰がこのモジュールを見ることができるのかの設定です。「Public」は誰でも見られるという意味です。 |
表示順 | モジュールの並び順です。モジュール一覧画面でドラッグして並び替えることもできます。 |
公開開始日 | モジュールの公開を始める日時を指定できます。隣にあるアイコンをクリックすればカレンダーで日付を設定できます。 |
公開終了日 | モジュールの公開を終了する日時を指定できます。この日時になると、モジュールが自動的に「非公開」になります。 |
言語 | モジュールをどの言語で使用するか決めます。多言語機能を使用する場合に変更します。 |
メモ | そのまんまメモです。備考として使います。 |
では次のように、モジュールタイトルを「ログインフォーム」に修正し、「表示位置」を「position-8」に切り替えて保存しましょう。
表示位置には「Beez30」のposition-8と、「Protostar」のposition-8があります。ポジション名はテンプレート毎に表示されるためです。しかし実際にはどちらを選んでも同じです。
表示位置に表示される検索フォームはフィルタとして使うこともできますし、テンプレートに存在しないポジション名を直接入力することもできます(状況によってこの機能が必要になる場合があります)
フロントエンドに切り替え再読み込みします。ログインフォームが左サイドバー(position-8)に移動し、さらにタイトルも変更されているのが分かると思います。
次はモジュール固有の設定を変更してみます。例えばログインモジュールには、ログインモジュールにしか存在しない設定項目があります。
再度ログインフォームの編集画面を開き、「オプション」タブを開きます。ログインフォームには「基本オプション」と「詳細オプション」があります。タイトル部分をクリックすると設定項目が表示されます。
設定項目にマウスを重ねると説明が表示されます。
「上部のテキスト」に文章を入力して保存してみましょう。
フロントエンドに切り替え再読込すれば、入力した文章がログインフォームの上に表示されているはずです。
設定内容はモジュールによって異なりますので、設定項目の解説はしません。設定項目の意味がわからない場合は、まず項目名にマウスを重ねて説明を読み、それを読んでも分からなければ実際に試して動作を確認するとよいでしょう。