バックエンド専用のテンプレートが存在していたように、モジュールにもバックエンド専用のモジュールがあります。
例えばバックエンドにログインすると表示される画面は、そのほとんどがモジュールで構成されています。以下の赤枠がモジュールポジションで、中に書いてあるのはポジション名です。
バックエンド用のモジュールも配置や名前、並び順を変更することができます。ユーザが使いやすいようバックエンドをカスタマイズすることができます。
今回は管理用モジュールの設定方法についてみていきます。
管理用モジュールも「エクスんテンション」→「モジュール管理」から確認できます。画面左側のメニューから「管理画面」をクリックします。
管理用モジュールの一覧が表示されます。フロントエンドのモジュールと比べると数は少なめです。
この中から試しに「ツールバー」の状態を「非公開」に設定してみます。
画面右上にあったはずのツールバーが消えます。このように、ツールバーもモジュールでできていることが分かります。確認できたら「ツールバー」を「公開」に戻してください。
また管理用モジュールにも様々なオプションがあります。例えばログインすると表示される「ログイン中のユーザ」ですが、既定の設定ではユーザの名前が表示されます。これを「ユーザ名」を表示するよう設定してみます。
モジュール管理から「ログイン中のユーザ」をクリックします。
「オプション」タブを開き、「名前」を「ユーザ名」に変更して保存します。
「システム」→「トップに戻る」を選択し、「ログイン中のユーザ」が名前からユーザ名に変わっていることを確認します。
このようにしてバックエンドも自由にカスタマイズできるのは、Joomla!の拡張性の高さを表しています。