標準のコンポーネントだけでは実現できない機能が必要になった時、新しく追加することもできます。Joomla! Extensions Directoryでは日々新しいコンポーネントが公開されています。
ここでは、自動でサイトマップを生成する「Xmap」を例に、コンポーネントのインストール方法について説明します。
Xmapのダウンロードとインストール
Xmapは次のサイトで配布されています。
画面上部の「Downloads」から「Xmap」を選択します。
「Xmap X.X for Joomla 1.5」をクリックするとダウンロードできます(記事執筆時点でのバージョンは1.2)。ダウンロードしたファイルは適当な場所へ保存しておきます。
Joomla!のバックエンドへ移動し、「エクステンション」→「インストール/アンインストール」を選択します。
「参照」ボタンをクリックして先ほどダウンロードしたファイルを指定し、「アップロードファイル&インストール」をクリックします。次のように表示されれば成功です。
Warningが2行ほど表示されるかもしれませんが、これは日本語のランゲージファイルが含まれていない事が原因ですので無視してかまいません。
Xmapの設定
「コンポーネント」→「Xmap」を選択するとXmapの設定画面が表示されます。Xmapはメニューを元にしてサイトマップを構築します。デフォルトでは「mainmenu」のみが登録されています。必要に応じてメニューを追加登録する事も可能です。
「_XMAP?」で始まる部分は、サイトマップの名前になります。このままではわかりづらいので、別の名前に変更しましょう。クリックすると編集できます。
日本語を使用すると文字化けしますので、半角英数字で入力するのが無難です。
その他の設定は変えずに、次はメニューアイテムを作成します。「メニュー」→「このサイトについて」→「新規」を選択します。
メニューアイテムタイプの選択から「Xmap」を選択します。
メニューアイテムタイプ詳細では「タイトル」と「エイリアス」程度設定しておけば大丈夫。
パラメータ - 基本の「Select Site Map」から、先ほど設定した名前を選択します。
保存後フロントエンドに切り替え表示を確認します。mainmenuの内容が全て展開され、サイトマップとして表示されるはずです。