タイプ | |
有料/無料 | 無料 |
ライセンス | GPL |
執筆時のバージョン | 1.4.3 |
ユーザ登録の要否 | 不要 |
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Joomla!標準の機能では、モジュールを表示するページを指定するために「メニューアイテム」を使用しますが、このエクステンションを利用すればそれ以外の条件(日付指定、特定のメニューアイテムを除く等)でモジュールの表示をコントロールできます。
インストール
開発者様のサイトからファイルをダウンロードし、Joomla!のバックエンドからインストールして下さい。コンポーネントとプラグインがインストールされます。なおコンポーネントはバックエンドのメニューに表示されません。
日本語化
当サイトのダウンロードでランゲージファイルを配布しています。必要に応じて日本語化して下さい。
使い方
モジュール管理画面を開くと、モジュール名の横にアイコンが表示されるようになります。これをクリックするとモーダルウインドウ(背景が暗転しポップアップ)が表示され、モジュール編集画面が開きます。もし使いにくいようであれば通常通りモジュール名をクリックすればOKです。
するとモジュールのパラメータ欄に「モジュール割り当て」というペインが増えているはずです。
「メニューアイテム」では、これまで通り全てのメニューアイテムにモジュールを表示するか、選択したメニューアイテムにのみ表示するかが指定できます。そして新しい機能が「選択を除外」です。これを使用すると、特定のメニューアイテムを除いたページ全てにモジュールを表示できます。例えば「トップページにだけモジュールを表示したくない」場合などに便利です。これまでもテンプレートをハックする事で可能でしたが、こんなに手軽にできるなんて感激です。
「セクション/カテゴリ」では、特定のセクション/カテゴリにのみ(または特定のセクション/カテゴリを除いて)モジュールを表示する事ができます。
「記事」では、特定の記事のみ(または特定の記事を除いて)モジュールを表示できます。複数の記事を指定する場合は、「選択」ボタンで記事の選択を繰り返せばOKです。記事のIDをカンマで区切って入力しても大丈夫です。
「コンポーネント」では、特定のコンポーネント(または特定のコンポーネントを除いて)モジュールを表示できます。
「日付」では、指定した範囲の日時にだけモジュールを表示できます。例えば期間限定のバナーを表示する場合などに便利そうです。
「ユーザグループレベル」では、特定のグループにのみ(または特定のグループを除いて)モジュールを表示できます。例えば未登録ユーザには広告を表示し、登録ユーザには表示しない等の設定が簡単にできます。
「言語」では、特定の言語にのみ(または特定の言語を除いて)モジュールを表示できます。試していませんが、ブラウザの言語設定に基づいて表示を制御するのかもしれません。
「テンプレート」では、特定のテンプレートにのみ(または特定のテンプレートを除いて)モジュールを表示できます。ページ毎にテンプレートを切り替えている場合などに便利そうです。
上記で説明した条件は組み合わせて使用できます。例えば「トップページ以外のページにクリスマスの期間だけバナーを表示する」のような事が簡単にできます。これはすごい。
またモジュールの「詳細」欄に「出力がないときには非表示」というオプションが増えます。例えば関連記事を表示するモジュールを使用している場合、関連記事が無い場合にはモジュールのタイトルだけが表示され中身が無い状態になります。このオプションを「はい」にすると、中身が無い場合にはモジュールの存在そのものを消す事ができます。
これ以外にもメニューアイテム編集画面も変化します。メニューアイテムのパラメータ設定部分の下に「有効なモジュール」ペインが表示され、このメニューアイテムに割り当てられたモジュールを確認できます。
プラグイン(System - Advanced Modules)の設定画面からは、上記で説明した機能のON/OFFを切り替える事ができます。使用しない機能を非表示にしておけば管理画面がごちゃごちゃせずに済みます。また開発者様を支援するためライセンスコードを購入できます。購入するとメッセージが消えるようです。