META要素とは、HTMLに出力されるタグの一種です。そのページにどんな情報が記述されているのか、またサイトに関連するキーワードを設定します。META要素はサイト上には表示されず、HTMLのソースにだけ出力されます。META要素を設定することがSEO対策として有効と以前は言われていましたが、最近は重要性が薄れてきているようです。とはいえ設定しておくにこしたことはないので、始めに設定しておきましょう。もちろん後で設定することも可能です。
「システム」→「グローバル設定」→「サイト」タブに「META要素の設定」という項目があります。各設定項目の意味は以下の通りです。
| 項目名 | 説明 |
| サイトの説明文(meta-description) | サイトの説明文を簡潔に入力します(meta要素のDescription属性)。Googleの検索結果に、この説明文が表示されることがあります。 |
| キーワード(meta-keywords) | サイトの内容に関連するキーワードをカンマ区切りで入力します(meta要素のkeywords属性)。 |
| クローラーへの指示(meta-robots) | 検索エンジンのロボットにこのページをクロールして良いか指示します。通常は「index, Follow(このページはOK・リンク先もOK）を選択してください。 |
| ライセンス(meta-rights) | サイトのコンテンツのライセンス（GPL、Creative Commonsなど）を入力します。通常は入力しなくてもOKです。 |
| author属性を出力(meta-author) | meta要素のauthor属性を出力するか設定します。よくわからなければ「はい」のままで構いません。 |
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Joomla!のバージョン |
meta要素のGenerator属性にJoomla!のバージョンを表示します。セキュリティ上、「いいえ」にしておくのが望ましいです。 |
これらをどのように入力したらよいか分からない場合は、「meta 書き方」などのキーワードで検索して下さい。
では次のように入力してみます。「キーワード」は、半角のカンマで区切って入力してください。その後保存して下さい。
サイト側に切り替えて再読込し、HTMLのソースを表示してみて下さい（IEの場合、サイト上で右クリックし「ソースの表示」、Firefoxの場合、サイト上で右クリックし「ページのソースを表示」）。入力したMETA情報が次のように出力されているはずです。
なおここで設定したMETA要素は、サイトのすべてのページに反映します。つまりどのページでも同じMETA要素が出力される仕組みです。
各ページ毎にMETA要素の内容を変更することもできます。
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