サイトの管理者が自分1人だけなら、あまりユーザ管理のことを意識する必要はありません。しかし、社内の複数人でサイトを管理したり、ユーザ参加型のサイトを作りたいとなると、ユーザの管理方法について理解しておく必要があります。
まずは新しくユーザを登録する方法から説明します。ユーザを登録するにはバックエンドから登録する方法と、フロントエンドから登録する方法の2つがあります。
2018年11月1日まで、本サイトのお問い合わせメールが機能しておらず、メールを受け取ることができませんでした。この期間内にお問い合わせ頂いた方は、大変お手数ではございますが、再度お問い合わせページからご連絡ください。
ユーザはいずれかの「グループ」に所属する必要があります。所属するグループによって、そのユーザが何をできるかが決まります。複数人でサイトを管理する場合や、一般の方からユーザ登録を受け付ける場合は、誰がどのグループに所属するかよく検討しなければなりません。
Joomla!1.5までは、Joomla!組み込みのグループを利用するしかありませんでした。しかしJoomla!1.6以降から独自のグループを作成でき、さらに権限を自由に割り当てることができるようになったので、より柔軟なサイト運営が可能になりました(より複雑にもなりました。)
このページではJoomla!のグループについて説明します。
前のページで確認したように、ユーザのグループを「登録ユーザ」以上にすると「ユーザメニュー」が表示され、自分のプロフィールを変更したり、投稿担当以上であれば記事を投稿するメニューアイテムが表示されます。
これはJoomla!の「アクセスレベル(閲覧レベル)」という機能を使って実現しています。グループが「何ができるのか」を決めるのに対し、アクセスレベルは「何が見えるのか」を決めます。アクセスレベルの設定は、記事、カテゴリ、モジュール、メニューアイテム、プラグインそれぞれに存在します。
このユーザメニューがどのようにして実現されているかを確認しながら、アクセスレベルについて理解していきます。
グループの権限は「グローバル設定」から変更する事ができました。しかし権限の設定は「グローバル設定」以外にも様々な場所にあります。これらは何が違うのでしょうか?
ちょくちょくアクセスするページ。自分用です。
Joomla!に関するお仕事の依頼、エクステンションの翻訳、トラブルシューティングなどございましたら、こちらからお問い合わせください。